TEXT関数でエクセルを完全カスタマイズ！超業務効率化！【神業テク！】

エクセルでデータを扱うとき、数値や日付のフォーマットを自由に変更したいと思ったことはありませんか？
たとえば、売上データの日付を「2025/02/08」から「2025年2月8日」に統一したり、金額を「100000」ではなく「100,000円」と表示したり…。
そんなときに大活躍するのが、Excelの「TEXT関数」です！
この記事では、TEXT関数の基本から応用、さらにはVLOOKUPやIFERRORとの組み合わせ、VBAを使った自動化までを初心者にもわかりやすく解説します。

TEXT関数とは？

TEXT関数は、数値や日付のフォーマットを変更して、見やすい形に整える関数です。エクセルでデータを管理する際に、レポート作成や社内システムの開発などで頻繁に使われます。

TEXT関数の基本構文

TEXT関数の書き方は以下のとおりです👇

=TEXT(値, "表示形式")

• 値: フォーマットを変更したい数値や日付
• 表示形式: 変更後のフォーマットを指定（ダブルクォーテーション " で囲む）

TEXT関数の基本的な使用例

1. 日付を見やすい形に変換

=TEXT(A2, "yyyy年mm月dd日")

※セルA2にTODAY関数で当日の日付が出るようにしています。

👉 結果： 2025年02月08日

2. 時間のフォーマットを変更

=TEXT(A2, "hh:mm AM/PM")

※セルA1の書式設定は【分類】[ 時刻 ] から【種類】[ 13:30 ] を選択しています。
※セルA2にNOW関数で当日の日付が出るようにしています。

👉 結果： 04:01 PM

3. 数値をカンマ付きで表示

=TEXT(A2,"#,##0")

👉 結果：1,000,000

TEXT関数×VLOOKUP関数
＜検索結果の表示をスッキリ＞

例: 商品コードを入力すると、価格を「円」付きで表示

=TEXT(VLOOKUP(A2, D2:E15, 2, FALSE), "#,##0") & "円"

👉 結果： 23,000,000円

💡 VLOOKUP関数の基本についてはこちらの記事で詳しく解説しています！

TEXT関数×IFERROR関数
＜エラー回避＞

VLOOKUPを使うと、該当データがないときにエラーが出てしまいます。
そんなときは、IFERROR関数と組み合わせると便利です！

=IFERROR(TEXT(VLOOKUP(A2, D2:E15, 2, FALSE), "#,##0") & "円","該当商品なし")

👉 結果：該当商品なし（A015の商品がない場合）

💡 IFERROR関数の使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています！

応用編：TEXT関数の活用編

社内システムの開発やエクセルツールの自動化では、VBAを活用するとさらに便利です！

▼VBAでTEXT関数を使う例

Sub 日付フォーマット変更()
    Dim dt As String
    dt = Format(Date, "yyyy年mm月dd日")
    MsgBox "今日の日付は " & dt
End Sub

👉結果：今日の日付は 2025年02月08日

TEXT関数の注意点

1. 数値をそのまま扱いたい場合は使わない
TEXT関数を使うと、数値は「文字列」になってしまいます。そのため、計算をする場合は注意が必要です。

2. フォーマットの指定ミスに注意
"yyyy-mm-dd" や "#,##0.00" など、正しい書式を指定しないと、期待どおりの結果にならないことがあります。

関連する便利な関数も活用しよう！

TEXT関数をマスターしたら、以下の関数も覚えておくとさらに便利です👇

🔹 TRUNC関数（小数点以下を切り捨て）

=TRUNC(A2, 0)

👉 結果： 123（小数点以下を切り捨て）

🔹 CONCATENATE関数（テキストを結合）

=CONCATENATE(TEXT(A2, "yyyy年mm月dd日"), " の売上は ", TEXT(B2, "#,##0"), "円です")

👉 結果：2025年02月09日 の売上は 300,000円です

まとめ

TEXT関数は、数値や日付のフォーマットを自由自在に変更できるので、うまく活用することで、データの視認性を向上させるだけでなく、フォーマットの統一によって資料作成の効率も大幅にアップします。

特に、VLOOKUPやIFERRORと組み合わせれば、データの整形やエラー処理がスムーズになり、より実用的な使い方が可能です。

このように、TEXT関数をマスターすれば、Excelのデータ処理がより直感的でわかりやすくなり、業務効率化や社内システムのカスタマイズにも貢献できます。ぜひこの機会に活用し、データ整理やレポート作成のスピードアップを実現してください！

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